バク転

体操競技日本選手団は男子が銀メダル、女子は5位入賞と輝かしい成果をあげた。ロス五輪の個人総合金メダリスト具志堅監督、おめでとう。そんな中、やはり中国選手の演技には他を寄せ付けない貫禄があった。しかし、昔から思うのだが体操選手の技、筋力は人間離れしているとしか思えない。僕も中高生時代夢中になっていた時期があるので、その技の難しさや筋力の素晴らしさは何となく想像がつかなくもない。




僕は何を隠そう中高生時代は自称「鉄棒、マット運動の鬼」であった。地味な卓球部だったにもかかわらず鉄棒は蹴上がりをはじめ、大振り、小振り、それらの連続技等難易度の高い技を次々と決めた。マット運動も中学時代には倒立歩行で体育館の端から端まで歩き、20秒程制止までやってのけた。高校時代にはバク転もあり得ないくらい連続で出来た。勿論、ロンダート(側転)からの連続技なんかもお茶の子さいさいだった。所構わずクルクルやっていたので、ついには機械体操部の先輩からもお誘いを受けた。体力測定も中学時代は握力60kg弱、背筋150kg位だったと思う。さぞかし体脂肪率も低かったことだろう。




しかし・・・






今、もしバク転なんかしたら

       ポキっと首の骨折って

            病院かあの世行きだな・・・






過去の栄光を語るようになったとは、僕もすっかり焼きがまわっている証拠である。


ちなみに今日の新聞に載ってた金メダルを獲った中国選手の写真。新聞社がなぜこれを使ったかは分かりかねるが、とりあえず、秀逸である。