Michael Jackson

【moonwalk】
[ダンス]月面歩行を模したブレークダンス。後退しながら、前進しているように見せる踊り。※バックフロートとも。
=カタカナ新語辞典より=


名は体を表すっていうけど『Michael Jackson』って『鈴木一朗』くらいありふれた名前だと思う。ただ、それに反して二人ともとてつもないスーパースターであるけど。

ボクが小学生の頃、おそらく『スリラー』が全世界のいたるところであたりまえのように流れていたし、学校ではボクを含めムーンウォークを練習する子供があたりまえにいた。

小学5年生の時、生まれて初めて買った敬愛するS.ワンダーのアルバム『CHARACTERS』には期せずして彼の声も入っていたし、中学時代に何百回も聴いて詞を全て耳コピした『WeAreTheWorld』のサビを歌うのは勿論白い手袋の彼だった。

高校生でギターを始めて、購入したギター雑誌のページを開くとエディヴァンヘイレンがギターを弾く『Beat It』の譜面が載っていたし、大学のサークルでも自然発生的に愛好者が集いジャクソン5コピーバンドを組み『I want you back』『ABC』等を演奏した。勿論ギターが仕事になってからも。

ボクにとってMichael Jacksonとはすごくのめり込むことはなくても、あたりまえにいつも存在してた。


光が強ければ強いほど、影は濃くなる。
それはMichael Jacksonの人生も例外ではなかったかもしれません。
しかも皮肉なことに彼の肌の色が白くなるにつれその黒い影は濃さを増していたように思う。そして、再び光を取り戻そうとしてた間際の死。


今、たまたま隣のサックスのレッスンでは先週と変わらず『I'll be there』を演奏する音が聞こえている。それを練習する生徒さんはきっと先週と全然違う気持ちで吹いているんだろうな。



自分の誕生月のブログに偉大なる人物二人の死について書くことになるとは思わなかった…。