謹賀新年

あけましておめでとうございます。と言うには少々時間が経ちすぎましたか。。しかもブログは10月以来のエントリー。。年末年始と少々忙しくなってしまい気持ち的余裕を欠いていた訳です。読書すらもゆっくり出来ずで、今月末から上映される伊坂幸太郎原作のゴールデンスランバーを購入から一年以上たって映画化されることを知ったことで、ようやく焦って読み始めたってな有様です。

さて、例年通り今年もどういう年になるのか期待と不安の年始を迎えとるワケですが、ひとつ年末から考えていたことで、今年少しこだわってみようと思うことがあります。それは『字を書く』ということ。去年はイラストを描き始めたりしてましたが、今年は『字』です。別に習字を習うとか綺麗な字を書きたいとかっていうのではなく、とにかく面倒でもなるべく手を動かしてペンを使ってコリコリ書くということです。ここ数年はPCやケータイをカタカタと『字を打つ』ということが断然多くなってきてます。恐らく世の中の大多数がそうだと思うけど。そんな今だからあえて『書く』わけです。ただ、実は去年も日記を数ヶ月続けたのですが、結局途中で終了してしまったのでした。なので日記はつけません。代わりに手帳をつける事にしました。それと、筆記用具にもこだわることにしました。


画像にあるように、本屋で購入した文庫本サイズの手帳には使わなくなった古い布製ブックカバーをして、友人Kに勧められた消せるボールペン『フリクション』の細いバージョンBizを挿し、譜面書き用には3色フリクションを使用、手紙やハガキや字の練習等きちんとした書き物用にパーカーの万年筆を購入しました。先ず形から入る、邪道ですが昔からそれがボクのスタイルです。意外とボクの周りにはそういうタイプが多いみたいで、やはり類は友を呼ぶのかな?(笑)フリクション、万年筆とも素晴らしい書き心地で、とにかく書きまくってます。

万年筆に関してはひとつきっかけがありました。11月だか12月だか、たまたまお昼のトーク番組『スタジオパーク』に敬愛する児玉清さんが出演されてました。その中で児玉さんがこだわってるものとして万年筆を持参されてたんです。モンブランの相当古いもので、もう数十年使用されているという。実はボクも高校の入学祝いに親戚のおじさんにもらったモンブランのボールペンをカバンに潜ませているけど、ほとんど使うことがないのが現状。何となくボールペンには凡庸性や機動性を求めてるのかもなぁ。じゃあ万年筆に何を求めてるのか、ボクが思いますに恐らく嗜好じゃないでしょうか。書くことに楽しみを与えてくれるもの、それが万年筆だったりするんじゃないかなと。毛筆もそうかもしれません。

ということで、今年はペンダコを作るのが目標です。